ひどい便秘に即効効く!?便秘解消マッサージ!
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お気に入りの洋服なのに下腹がぽっこりしてしまう、新陳代謝が悪くなりお肌が荒れるなど女性にとってマイナスの症状ばかりを起こす便秘。
ひどい便秘になってしまうとなかなか改善されず、便秘薬で無理矢理出してお腹が痛くなり、翌日にはまた便秘になるというような悪いスパイラルに入ってしまうこともありますよね。自然に排出できる健康的な体にしたい!と願う方も多いのではないでしょうか。
そんなひどい便秘にお困りの方に、即効性のある便秘解消マッサージをご紹介します。
今、お腹が張って苦しい、なんとかしたい!という方はぜひすぐに試してみて下さい。きっとスッキリしたお腹を手に入れることができますよ!
1.腸のコリが原因だった!?意外と知られていない便秘の原因について
便秘の原因は食事、運動不足、ストレス、便意の我慢によるものが多いといわれていますが、他にも物理的な原因があるのはご存知ですか?
知らずに便秘薬を使って出そう!という考えは危険です。腸が便秘薬の刺激に慣れてしまい、便意を感じなくなってしまう可能性があります。そうするとよりひどい便秘になってしまうかもしれません。
物理的な原因に対しても即効性のある便秘解消マッサージでつらい便秘を解消していきましょう!
▼便秘の原因について詳しくはこちらをご覧ください▼
どうして便秘になるの?便秘になりやすい人の特徴と解消に役立つ食べ物20選!
2.コリをほぐそう!便秘解消効果のあるマッサージとは?
便秘になってしまう人の多くは腸のコリ、腸のねじれ、腸の下垂で動きが悪くなっている可能性が高いと言われています。
その箇所をマッサージすることでほぐし、正常に動ける状態にするのがこれからご紹介するマッサージです。
◯知っておきたい腸の構造
マッサージをするときに知っておきたい腸の構造をご紹介します。
人が食べ物を摂取した後、どのように食べ物が体内を通過していくかをご説明します。
食べ物は胃で溶かされたあと、十二指腸を通り、小腸に達します。小腸に達すると食物の栄養素を吸収し、残りカスとなった食べ物は大腸へと運ばれていきます。
便秘解消のマッサージの肝となる大腸は大きく4つに分かれており、小腸の周りをぐるりと取り囲むように存在しています。
お腹の右下から右上にある大腸の部分を上行結腸、お腹の右上から左上にあるところを横行結腸、お腹の左上から左下にあるところを下行結腸、直腸につながるS字状になった部分をS状結腸と呼びます。
この大腸の部分のどこかに問題があり、便秘が引き起こされています。
便秘になると便秘を引き起こしている部分に肩コリのようなコリが生じ、血流が悪くなることで腸の動きが悪くなります。逆に血流を良くすることで動きを良くし、腸の機能を改善させることが便秘解消につながるわけです。
薬も使わず自然に便秘を解消でき、即効性もあるので非常に便利な方法です。
<準備運動編>
・小腸のコリをほぐすマッサージ
まずは食べ物を早く小腸から大腸に運ぶため、小腸のコリをほぐすマッサージを行います。食べ物がずっと小腸にとどまってしまうと必要以上にカロリーを吸収してしまうことがあります。ダイエット中の女性は特に気になるポイントですね。コリをとって早く体外に排出されるようにマッサージしていきましょう。
小腸の位置はおへその周りにあります。おへその3センチ左横から円を描くように優しくほぐしていきましょう。3本指にして両手を重ね、優しくぐーっと押して行きます。
硬い感触がある場合、コリやガス詰まり、食べ物がまだ存在していることが原因と考えられます。
小腸は食べ物を溜めておくところではありません。しっかり大腸に押し流すようにマッサージしていきましょう。
・腸を動かすマッサージ
おへその下指3本分の位置、おへそからは左右斜め下の位置に大巨(だいこ)というツボがあります。指を3本にし、両手を重ねておへそに向かってぐーっと優しく指圧します。
痛くならないように優しく、押し込むようにマッサージしてください。しばらくすると腸がぐるぐると鳴りだすので効果があることがすぐわかりますよ。
<本番編>
◯ねじれ腸マッサージ
・子供の頃から便秘の人
・便秘の時腹痛を伴う人
・便秘の後に下痢になる人
・運動不足になった瞬間に便秘になる人
上記に当てはまる人はねじれ腸の可能性が高いと言われています。
この場合は腸内環境が悪いことが原因ではなく、物理的にねじれて腸が細くなり、便が詰まってしまっている事が便秘の原因です。
腸の動きが活発になって、ねじれたところに構わず押し出そうとしてしまうと腹痛となって現れます。マッサージをすることでこのねじれを解消し、快適な便通を実現しましょう!
ねじれ腸はねじれの起こりやすい横行結腸、下行結腸、S状結腸に対して行います。
・横行結腸マッサージ
足を肩幅に開いて両腕を肩まであげます。
次にあげた腕の間隔をキープしたまま、上体を左右にゆっくりとねじっていきます。
これを約1分間行います。
・下行結腸マッサージ
仰向けに寝て、骨盤下に厚めのクッションを敷きます。
膝を立て、お腹の左上から左下にかけて腸を挟み込んで揺するようにマッサージしていきます。
便秘になっている場合、痛くなる可能性がありますが、痛くないように優しくほぐすようにマッサージしていきましょう。
これも1分程度行います。
・S状結腸マッサージ
先ほどと同じ姿勢でお腹から力を抜きます。
おへそから指4本分下の辺りにある、S状結腸を挟み込んで揺するようにマッサージしていきます。
上下に往復するようにマッサージしてください。
これも1分程度行います。
テレビを見ながらでも簡単にできるマッサージですね。これを朝と夜に行えばひどい便秘の方でも、ぐるぐるとお腹が鳴り始め、腸の動きが活発になったことを実感できるはずです。
◯落下腸マッサージ
通常は上行結腸と下行結腸の二箇所が後腹膜に固定されているのですが、これが外れて下に落ちてしまっているのが落下腸です。
落下腸の場合もねじれ腸と同じように腸内環境が良くても便秘の解消が難しいです。
物理的な問題なので、マッサージで解消していきましょう。
・運動習慣があってもなくても便秘になる
・寝ているときは平らだが、立ち上がると下腹が出る
この場合は落下腸の可能性が高いです。
落下腸の場合は、読んで字のごとく腸が落ちてしまっているので持ち上げるマッサージを行います。
10センチ程度の高さのあるクッションや座布団などを骨盤の下に敷いて、ひざをたてるところから始めます。
お腹の下部分からおへその上まで両手を3本指にして重ね、お腹を優しく押し上げて行きます。これをお腹全体に対して行います。
次にS状結腸(恥骨からおへそあたりまで)を3本指でとんとんと揺らすように叩きながら下から上にマッサージしていきます。
それぞれの工程を1分ずつ行うだけでOKです。
マッサージ以外にも姿勢を正しくするだけで、大腸が他の内臓に押しつぶされることなく正しい位置に戻りやすくなります。普段から姿勢を正しくしておきましょう。自然と腹筋も鍛えられるのでぽっこりお腹の改善にも役立ちます。
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3.手の温度や揉む強さにも気をつけたい!マッサージのコツについて
・起床後、就寝前など空腹時に行う
・あたたかい手でマッサージする
・痛くなるまで強くしない
・3本指で押す
・両手を重ねて優しく押す
空腹時でないと胃腸に負担がかかりますので必ず空腹時にあたたかい手で行ってください。冷えている場合はお湯や暖房などであたためてから行いましょう。
また、便秘を早く解消したいからといって、痛いマッサージはやめましょう。優しいマッサージでも確実に効果が出ます。1本指だと圧がかかりすぎるので3本指で、両手を重ねることで深くまで届くマッサージを行いましょう。
自分の便秘タイプを分析し、該当するマッサージを行うだけで便秘を解消することができますよ。
4.まとめ
ひどい便秘に即効性のある便秘解消マッサージをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?癖になりやすい便秘薬を多用することは体のためにも良くありません。
腸のコリや歪みを簡単にできるマッサージで解消することで、健康的な生活をすぐ手に入れることができますよ。
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