便秘症と冷え性
私は便秘のカウンセリングをする際、便秘以外に気になっているお身体の症状についてもできる限り確認するようにしています。
その際、圧倒的に多くおっしゃられるお悩みが「冷え症」です。
冷え性の影響
自覚している方はもちろんですが、お話を進めている内に「確かにお腹が冷たいかも…」と気づかれる方も多いです。
その様な方は内臓が冷えており、例えば厚着をしていても体が温まらない、風邪をひきやすい、元気がなく疲れやすい、食欲がないといった特徴があります。
手足の冷えのように分かりやすい症状が現れない場合もあるため、気づいていないこともありますが、内臓の冷えは血液が十分に行き届かなくなるので、便秘や下痢だけでなく、免疫低下や基礎代謝の低下など様々なところに影響が出てきます。
もちろん、便秘の方には大敵です!
お腹の冷えが気になる方は、お腹を冷やさない生活を取り入れてみてください。
<1.食べ物で温める>
基本的には冷たいものを食べ過ぎないことが大切です。
水分は常温、または温かい状態のものを飲むように心掛け、ねぎ、生姜、桂皮(シナモン)、とうがらし、根菜類などの身体を温める食品も積極的に摂ってください。
タンパク質は熱を発生しやすいので、こちらも積極的に摂りましょう。
<2.食べ方で冷やさない>
内臓に負担をかけないよう、腹八分目を心掛け、深夜の食事は控えめにしましょう。
<3.お腹のマッサージをする>
おへその周りにはリンパがたくさんあるので、流れを良くして内臓を温め、就寝前などに円を描くように手の平でお腹をやさしくなでるだけでも効果があります。
<4.外から温める>
お腹周りと下半身を冷やさないよう、薄着での外出は控えましょう。
エアコンなどによって部屋の中と外の気温差が激しくなっている場合は、体温調節をしやすい服装を心掛けることも大事です。
温灸などで外からも温めたい方にオススメの商品は…
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