便秘が原因で起こる蕁麻疹とは
便秘が原因で起こる蕁麻疹があることをご存知でしょうか?
蕁麻疹とはそもそも、身体の細胞が異物を察知して撃退する際にアレルギー反応として現れるもので、代表的な原因として、花粉やハウスダスト、ダニやノミなどが挙げられます。
アレルゲン(アレルギーの原因)が特定できる場合はそれらを排除することで症状は改善されるのですが、特定できない場合は便秘に原因がある可能性もあります。
便秘が原因の蕁麻疹
便秘が長引くと、腸内環境が悪化し、腸内では長時間蓄積された食べ物からは毒ガスが発生します。
これらは腸壁を通して血液に入り込み、全身の細胞へと送られてしまうわけですが、このことによって体がその毒素を異物と判断、結果としてブツブツとして現れるのです。
便秘が原因の蕁麻疹は特定箇所ではなく全身に現れやすいので、そういった症状から判断することもあります。
便秘以外が原因の、少し珍しい蕁麻疹
便秘以外が原因の、少し珍しい蕁麻疹もご紹介します。
汗をかくことで起こる蕁麻疹、コリン性蕁麻疹。
ここのところ暑い日々が続いておりますが、夏の季節に多く、汗によって赤みや痒みを伴った発疹ができるのが特徴です。
逆に、寒い季節に現れる寒冷アレルギーというものもあります。
冬の冷たい空気や冷たい飲み物が喉を通ることで、喉の腫れや咳を引き起こします。
皮膚の温度が低下することで、同じく赤みや痒みを伴った蕁麻疹として現れることもあるようです。
蕁麻疹にも様々な種類があります。