生活習慣改善で男子力アップ

妊活相談・コラム 2021.10.16

男性不妊があっても、治療は女性の方ばかりになる事も多いです。

でも、男性にもできることは沢山あります！
妊娠する半分は男性のチカラも必要。
お金をかけずにできることを書いていきます。

このブログで言いたいことはこちら↓

・男性にできる妊活はあるが医療的な処置が必要なパターンもあり

・避けた方が良いもの

・取り入れた方がいいもの

●男性でもできる妊活はある！しかし、手術が必要な人もいる。

妊活が女性だけのものと思われていたのは、平成初期と思ってください。

時代は「令和」。意識を変えましょう。

簡単な事で精子の状態が良くなる事もあるし、医療的な処置が必要な事もあります。

検査に行ってないのであれば、まずは検査をお勧めします。

男性の約100人に1人は、無精子症とも言われています。

無精子症とは、「精液中に精子が全く見られない状態」。
精液検査で精⼦が確認出来ない場合、無精⼦症の可能性があります。

検査で無精子症と診断された場合は、手術が必要とされる事が多いです。

『閉塞性無精子症』の場合は、精子は作られているけれど、通り道が色々な事情で塞がっている方なのですが、これは手術をすれば通り道ができる事があります。

『非閉塞性無精子症』の場合は、そもそも精子がうまく作られてない状態です。
妊娠するためには、顕微授精になります。
顕微鏡下精巣精⼦採取術（MD-TESE）という処置をして、精子と回収し顕微授精にて授かる事はあります。

今回は、「精子の状態がイマイチ」「運動率がイマイチ」というレベルの方や、検査には引っかからなかったけど、より良い状態にしておきたいという男性には、辞めた方がイイことと、取り入れた方がイイこととあります。

●避けた方がいいもの

タバコをやめるのは大事です。

辞めたほうがイイことの代表格ですね。
動脈硬化などのリスクもあるので、避けるのがいいです。

でも、ご主人に無理強いをするのはヤメましょう。
いくら正しい事でも、他人を強制する事はできません。

お願いをする形にしましょう。
でないと人間関係が壊れてしまいます。

あと極端な節制や偏食。
糖質の摂り過ぎなどは注意です。

その影響でコレステロールの摂取が少ないと、原料不足のため男性ホルモンの分泌も減ることがあります。

かといって、コレステロールの過剰摂取は動脈硬化の原因となります。
そして、コレステロールさえとれば男性ホルモンが増える訳ではありません。

糖質は、厳しい糖質制限でなくても、例えば缶コーヒーやジュース、エナジードリンクを避け、オヤツを食べないようにするだけでも違います。

何事もバランスが大切です。
過剰なストレスになるようでしたら、オヤツや缶コーヒーも量を決めて、時々楽しみに食べる程度にしておくと良いですよ。

あと、サウナは避けるのが良いです。
精子が熱に弱いからです。

サウナは妊娠したらのお楽しみに取っておいても良いかもしれませんね。

下着もボクサーパンツよりも風通しの良いものの方が良いです。
熱がこもらないようにすると良いですよ。

パンツ

●した方がいいこと、

こちらも食事です。

まずは、ビタミンDも大切とされています。
ビタミンDは食べ物から摂ることもできますが、日光に当たる事で体内でもある程度作られます。

男性ホルモンとは別ですが、抗酸化作用を期待してビタミンCやE、あと亜鉛などミネラルも大切とされています。

ご相談ではミネラルを効率よく摂るために、出汁を自分でとってお味噌汁を毎日飲む事をお勧めしています。

出汁がとれない、取り方がわからない場合はYou Tubeにあるので、探してみてください。
難しい取り方をしなくても、昆布と鰹節や煮干しを水に入れて、煮出せば取れます（雑なレシピですいません）

トレーニング