コロナワクチンの副反応の救済処置
予防接種でトラブルがあった時には助成金とかあるの?
実は救済制度が設けられています。
コロナワクチンの副作用と思われる症状で悩まれている方もトラブルがあった方の救済制度があります。
ワクチンの副作用救済制度
「副反応疑い報告制度」と「予防接種健康被害救済制度」とあります。
違いは、「予防接種健康被害救済制度」は厳密な医学的な因果関係を必要としないとなります。。
厚労省のホームページでも公開されている症状見てください。
症状がもし合致していたらワクチンの可能性がありますので、ここをぜひチェックしてみてください。
●製造販売業者からの副反応疑い報告
副反応疑い | 2万6991件 |
死亡疑い | 1983件 |
新型コロナワクチン接種回数 | 3億8363万5297回 |
※厚労省 2023年4月28日発表時点
厚生労働省のHPより「副反応による健康被害が起きた場合の補償はどうなっていますか。」
予防接種健康被害救済制度
「予防接種健康被害救済制度」は、ワクチンを接種した後に、具合が悪くなったり、そして亡くなってしまった方、様々な資料を揃えて厚生労働省に救済をお願いしますという制度です。
(厚生労働省HPより抜粋)
⇒予防接種健康被害救済制度についてPDF
●予防接種健康被害救済制度
受理件数 | 7288件 |
救済認定 | 2398件 |
うち死者の救済認定 | 53件 |
給付額 |
死亡一時金・・・4530万円(最大) |
※厚労省 2023年4月20日発表時点
■予防接種健康被害救済制度の申請方法
健康被害救済給付の請求は、健康被害を受けたご本人やそのご家族の方が、予防接種を受けたときに住民票を登録していた市町村に行います。
請求には、予防接種を受ける前後のカルテなど、必要となる書類があります。
必要な書類は種類や状況によって変わりますので、市町村にご相談ください。
救済の申請窓口はお住まいの各市町になります。
各市町予防接種救済制度申請窓口一覧(PDF:45KB)
<兵庫県の場合>
新型コロナワクチン接種後の副反応に対する医療体制として、身近な医療機関が接種後の副反応を疑う症状を認めた場合で、遅延性の副反応や遷延する症状など、より専門的な助言・対応が必要な場合、診察した医療機関が専門的な医療機関に相談できる体制を確保しています。
なお、専門的な医療機関への相談は、副反応を疑う症状等を診察した県内の医療機関からのみとしています。
専門的な医療機関では、個人からの相談には対応できません。
副反応等の気になる症状があれば、まずは接種医やかかりつけ医等の身近な医療機関に相談・受診してください。
兵庫県 新型コロナワクチン接種後の副反応について
■極稀な副反応
接種後に、ごくまれですが、心筋炎や心膜炎を発症した例が報告されています。
報告されているものでは、若い方、特に男性において、接種後数日以内に発症する例が多い傾向が見られます。
ワクチンを受けた後、数日以内に、胸痛、動悸、息切れ、むくみ等の症状があれば、すぐに医療機関を受診し、ワクチンを受けたことを伝えてください。
心筋炎と診断された場合には、一般的には入院が必要となりますが、多くは安静によって自然回復するとされています。
また、稀な頻度でアナフィラキシーの症状が報告されています。
アナフィラキシーとは、薬や食物が体に入ってから、短時間で起こることのあるアレルギー反応です。
蕁麻疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。
血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。 もし、アナフィラキシーが起きたときは、接種会場や医療機関ですぐに治療を行うことになります。
■数日後に起こるかもしれない副反応
接種後、数日以内に起こるかもしれない症状(日本医師会資料参照)
注射した部位の腫れや痛み・・・当日に現れ、2日程度続く
筋肉痛、関節痛・・・多くは接種翌日に現れ、1日程度で治まる
頭痛・・・多くは接種翌日に現れ、1日程度で治まる
倦怠感、寒気、発熱・・・多くは接種翌日に現れ、1日程度で治まる
※上記の症状は数日以内に回復しますので、しばらく様子を見てください。