心と身体は両輪、どちらかではダメ
気持ちが辛い時。
ストレスを無くしたい、このストレスから何もかも逃げ出したい!
なんて思う事ありますよね。
多少のストレスがあるのは当たり前と思ってるけれど、この心のモヤモヤは何??
もしかして辛いのかもしれない。。。
そんな時、どうしていますか?
神戸 サツマ薬局 漢方相談員のOです。
実は、心と身体は密接な関係があります。
漢方では感情が身体に影響すると考えていますし、西洋医学でもそういう事はあります。
例えば、妊活にストレスは良くないってのは、あるあるですよね。
思い悩む事があり、ストレスで胃に穴が開くなんて事は誰しも聞いたことはあるでしょう。
怒りは「肝」を痛め、子宮に溜まりやすいと考える事もありますし、悲しみで「肺」を痛めるという考えもあります。
メンタル不調が気力を奪う事もあります。
スポーツとメンタルは密接な関係があるってなんとなくわかりますよね。
同じようにメンタルの不調やストレスは身体のパフォーマンスを下げ、正常な判断を鈍らせる事もあります。
仕事をしている方でしたら、ストレスは切っても切れない関係かもしれませんが、少しでも減らす方法を提案していきますよ。
●まずはストレスに対して2つのアプローチを
ついストレスを減らす方法を探しますが、自分自身がストレスに強くなる方法もあります!
例えば、同じ事があってもすっかり凹んでしまって弱気になってしまう人もいます。
片やポジティブに捉えたり、違う見方や広い視野で捉えて新たなステージに行く人もいますよね。
人生で成功している人は、ピンチな時を「一皮むけるチャンス」に変えているような気がします。
そこまでになれなくても、強くなるためとストレスの軽減の思考を少し取り入れてみてはいかがでしょう?
まずは
●コントロールできる事のみに集中する
コントロールできない事は手放します。
コントロールできない事って何だと思います??
「他人」と「過去」です。
この2つは変える事ができません。
※「過去」の事実は変えられませんが、「捉え方」を変える事はできます。
なので、家族を含めて「他人を変えよう」とする事は手放します。
自分だって他人に無理やり変えられたくないですよね。
み~んな同じです。
訳わからん理論を言っているな・・・と思っても、その思考はその人のものです。
今はコロナのワクチンなどで、このような傾向が出てきていますよね。
ワクチン打つ事が絶対正しい人と、ワクチンを打たない事が絶対正しい人と。
自分が正しいと思うのは自由ですが、他人が自分と違う意見であっても「その人の思考を尊重する」事が大事です。
あと「過去」に何度も立ち戻っては、苦しい気持ちになったり、「未来」に先回りしては心配を増やしたりする人がいます。
「過去」は変えられませんし、「未来」に気持ちだけ先回りしても何が起こるかはわかりません。
「今、ここ」を生きましょう。
●優先順位をつける
あれもこれも抱え過ぎではありませんか?
あの人からも好かれたいし、この人からも好かれたい。
いや、好かれたいではなく「嫌われたくない」って人も多いかもしれません。
「みんな仲良く」を躾けられた私達は、その傾向が強い可能性があります。
また、「あれもしなくては!」「これもやっておかないと」とやることを抱えている場合も。
やらないと申し訳ないとか、認められないとか感じて手放せなくなっている事も。
真面目ながんばり屋さんに多いかもしれませんね。
メンタル不調が起こるほど抱えている場合でしたら、優先順位をつけてしまいましょう。
人間関係で悩んでいるのであれば、好かれたい人と、そこまで好かれなくても良い人と区別しましょう。
そこまで好かれなくても良い人は、思い切って放っておいてみてはどうですか?
合わない人っているものですし、自分と全く違う価値観を持っている人はけっこういるものです。
それを全て合わせて行くのは大変なことです。
そして、相手にも「ソリのあわない人をイヤだなぁと思う自由」はあります。
みんなから好かれなくても、そこそこ職場でもグループでもやっていけます。
気にしないことが大事。
なので、私だったら「この中で誰かには嫌われないといけない」というルールだった場合、「この人だったらまぁいっか」・・・と思える相手なら、ソリが合わなくてもOKとしてます。
この「OK」は「私的にOK」という事で、当然どんな人も私に許可をとる必要はありません。
「あれもしないと」「これもしておかないと」という場合も同じです。
優先順位をつけて、順位が下の方のは一旦諦めます。
手放す事ができれば、だいぶストレスは減ります。
人にしろ、業務にしろ、今手放したからといって一生手放さなくてはいけない訳ではありません。
気持ちに余裕ができて、興味が湧けばまたすればいいのです。
いかに自分にとって大事な物は何か?を知るのが大切です。
こうやってストレスに強くなる思考を一つづつ身につけていけば、身体のパフォーマンスが上がります。
そして、「胃が痛い」「眠れない」「急に涙が出る」「動悸がする」などの身体の症状が出てきている場合。
それはだいぶ身体にストレスが来ています。
無理をせず、まずは休む事が大事ですし、休めないなら、優先順位をつけて、何よりも大事なものだけ守りましょう。
漢方を飲んで人に話すと状況は変わらないけれど、ラクになる事が多いです。
ちょっと気になる人は、漢方相談してみては?
カウンセラーが不在の時もあるので、当日でもお電話で予約いただく事をオススメしてます。
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