空気を読みすぎてヘトヘト
「繊細さんの本」というのを読みはじめました。
神戸 サツマ薬局 子宝カウンセラーOです。
まだ読み終わっていません(笑)
その帯には「まわりに機嫌悪い人がいるだけで緊張する」と記載が。
「わかる~!」って人、けっこう多いかも。
えぇ、私も中学生の頃とか先輩が超不機嫌だったり、チームメイトが超不機嫌だったりすると
「私が何かしたのかな??」
と思って、あれやこれや気を使って、神経すり減らしたりプライド削ってヘイコラしてましたよ。
今、考えると一体何やったんや!?と思うけれども、神経すり減らしすぎてプレーに集中なんぞできやしない。
また、若い女性が多い職場では
「不機嫌な人がいるとその人にみんなが気を使って大変だ」
という事も。
そういった事が私のトピックに上がっている時に
「上司が不機嫌で、自分に悪いところがあるのなら直しますと伝えているのに、何も言わずただ不機嫌で疲れる」
といった相談が。
「不機嫌を撒き散らしている人」ってのはいるようです。
その近くにいるだけで、「なんとか不機嫌を収めてもらおう」と気を使ってしまうってありますよね。
でも、それって必要な事でしょうか?
ご機嫌って一体誰の責任なのでしょう?
他人がコントロールできるものだと思いますか?
まず、その人は本当に不機嫌なのだろうか?
難しい考え事をしているとそんな顔や動きになっているだけ・・・かもしれません。
ご機嫌ではないでしょうが、さほど不機嫌でもないかもしれません。知らんけど。
仮に本当に不機嫌だったとします。
ですが、それはアナタの態度とか行動とは全く関係ないのかもしれません。
すべてが自分を中心に考えなくても良いと思うのです。
つまり、その人は「不機嫌でいたくて不機嫌なようにしている」のです。
変な言い方ですが、その人に「不機嫌でもご機嫌でもいい自由」があると思ったらどうでしょう?
自分がその機嫌をコントロールできるワケがないと肝に銘じるだけで、少し責任から開放されませんか?
他人にご機嫌を取ってもらわないといけない人なのでしょうか?。
ただ、『不機嫌でいたら駄目』とはあまり思ってないのかもしれません。
人の思考は自由です。
そこをコントロールではできないし、しようと思ってもいけないです。
自分がされたら「ほっといて!」と思いますよね。
不機嫌なことでその人のモチベーションが上がらなかったり、人間関係が上手くいかなかったりしても、それはその人の責任であって必要な出来事かもしれません。
繊細な人は空気を読みまくるあまり、自分で背負い込んで自分を追い詰めてしまう事があります。
これは課題の分離です。
自分の機嫌は自分で調節する。
その人の機嫌はその人の課題であって、アナタの課題ではありません。
アナタはアナタ自身の課題と向き合えばいいので、不機嫌な人で自分をすり減らす必要はないですよ。
ちなみに「繊細さんの本」には、こういった考え方や心の問題ではなく、どうやっていったらいいかの実際の行動(アクション)が豊富に掲載されています。
実践本的な感じなので、今すぐどうこうしたい!って方にはおすすめです。
行動が変われば、少しづつ考え方も変える事ができ「消耗し過ぎない」生活ができます。
繊細さんだっていい、でも鈍感さんだっていい。
そんな風になれると良いですよね。