殿様が巻いているあのハチマキはな~んだ?
殿様が紫色のマチマキを巻いているのをご存知ですか?
よく時代劇などで(最近は時代劇はテレビでやってない??)見る事があると思うのですがどうでしょう?
もしかして、若い子は知らない?!
実は、あれは「病鉢巻」と呼ばれてるそうで、結び目が左側が正しいそうです。
(右側だと歌舞伎の助六で粋な演出となります)
魔除けの何かかなぁと思っていたのですが、あれを巻いていれば病人のしるし。
いわば「病人フラグ」ですね。
あの紫色は、紫根を染料として使っているからだそうです。
紫根には、抗炎症・解毒・解熱の薬効があります。
頭に巻けば、症状が和らぐであろうと考えられてたようです。
なので、時折チョロッとそのハチマキを舐めたとか・・・。
そして、その「紫根」ですが、ちょっと前にそれで化粧水を作ってつけると美肌になるとブームになり、売り切れましたよね(^^)
3年ほど前でしたか・・・。
この前、休みの日にヌボ~っとワイドショーを見ていましたら、美人女医さんが薦めるスキンケアなる物を紹介していました。
「美人」「女医」とかって、みんなが興味を引くキーワードなんですね(^^)
その中に、かかとのスキンケアで、紫根入りの「紫雲膏」を薦めているドクターがいました。
かかとのカサカサが取れていいし、生薬だから安心って言ってました。
こんな使い方をする人もいるんだなぁと関心しました。
普通は、皮膚病やあかぎれ、痔、ヤケドなどに使うので、スキンケアとは「ほほぉ~」って感じです。
ちなみに入っているのは、
紫根、当帰、ごま油、蜜蝋、豚脂です。
数少ない漢方の塗り薬です。
ステロイド剤みたいな重大な副作用は、あまり報告ないですが、何せごま油が入っています。
く・さ・い・・・です(-"-)。
ま、かかとでしたら、あまり関係ないですね(^^)
サツマ薬局にも置いております。
紫雲膏(商品名はジュンキコウとなっています)
サツマ薬局 子宝カウンセラーの小室でした。