【妊活】生理があれば、オリモノあれば妊娠できる？

生理があれば、オリモノがあれば排卵していて、だから妊娠できる！

それは早まった考えです。




妊娠する可能性がないわけではないけれど、「できます！」とは言えないです。


妊娠するには、卵子と精子が出会って、そして受精してうまく細胞分裂して着床しないといけないですよね。


まずは卵巣からうまく排卵できてない人もいます。
多嚢胞性卵巣症候群の方などはそうです。

卵巣から出てこないから、もちろん出会いの場所『卵管膨大部』に行けません。

精子は卵管膨大部で待ちぼうけです。



また精子も出会いの場所『卵管膨大部』に行くのですが、その道が塞がっている方がたまにいます。

卵管閉塞とか、卵管狭窄とかいうパターンです。




細い部分では髪の毛数本分の幅しかない、細っこいその卵管を精子は通っていかないと『卵管膨大部』にいる卵子には出会えないんです。
そして、出会えた受精卵もその道を通って行かないと子宮にはいけないんですね。


卵子の老化とか言われますが、まずは出会えないと始まりませんよね。



その出会いを人の手を介して、身体の外で出会いの場を設けた（？）のが「体外受精」です。



また、受精してうまく子宮に来ることができたとしても、子宮筋腫などが着床に邪魔になる場所にあると妊娠成立とまでいかない場合があります。



なので、
「生理があるから妊娠できますよね？」
という質問には、できます！と答える事ができません。


これは物理的にできない場合の返答で、それこそ卵子の老化とかもありますよね。



漢方でなんとか妊娠をという方には、全力で応えたいと思いますが、年齢が上がっている方には病院での検査を同時並行で進める事をご提案しています。

●筋腫があった

●卵管狭窄だった


これらがあると手術になる可能性があるからです。

手術になると何ヶ月かは妊活はお休みになります。





なので、専門のクリニックで早めの検査をオススメしています。

専門のクリニックじゃない場合は、子宮がん検診とかで「異常なし」という診断を「不妊の原因はなし」と誤って判断する方がいるからです。

もしかしたら卵管が閉塞しているかもしれないのに、そこを何もしないというのは時間がもったいないです。

ガンと不妊症は違いますから。


本日のまとめ

「生理があっても妊娠できるとは限らない」

子宝カウンセラーに妊活相談をしたい方はお電話ください。

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店頭相談は予約制となります。（押し売りなどはいたしませんのでご安心ください）


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