「生理があるからいつでも産める」の落とし穴
飛び込み相談で「高齢出産でいつまで産めますか?」
という質問を受けました。
正直な心境は、「困ったな」です(笑)
だって、それは人それぞれだからです。
30才で早期閉経になったりする方もおられれば、45才でも体外受精に成功する方もおられます。
質問してきた方が言うには
「二人目だと40才過ぎてもいけるけど、一人目は無理だと周りが言うんです」
そんな事はないけど~、当店では43才でも一人目出産されている方はけっこういらっしゃるけどね。
芸能人だって40才過ぎて一人目出産される人もいるし、芸能人だからと言って卵子の質が良いとは限らないわけですから。
ジャガー横田さんは45才で出産されていますし。
無理とは言わないですが、「楽勝!」とも言えないです。
40才という年齢は、妊活をするなら「今やらずしていつやるの?」という時期に差し掛かってきてます。
迷っている時間はそんなに沢山はありません。
「障害のある子が産まれる事もあるんですよね」
女性の年齢が上がるとダウン症などの確立が上がる事はわかっていますが、20代でもダウン症のお子さんが産まれる事はあるんですよ・・・と伝えると「え~!?」と驚かれました。
でもそれは極稀で、多くの染色体異常を持っている子はこの世に出てくる事が難しく、流産という形になる事が多いんです。
染色体異常がある子かどうかは羊水検査を受けるとわかる場合もあります。
羊水検査には流産するリスクがあります。
羊水検査でダウン症の可能性があった時に、堕ろすのかどうかを考える時間は2週間あるかないかです。
その短い時間で決断しないといけない事を理解して検査は受けた方がいいでしょう。
(産むつもりで検査を受けて、もし障害があるなら準備をしておきたいという方ならこの心配はいらないです)
羊水検査でクリアしたからといって、それでわかるのは染色体の異常などです。
自閉症などの事や、出産途中でのトラブルでの障害、産まれてから高熱などでの障害などはもちろんわかりません。
そして、漢方を服用したからといって障害がある子が産まれる事を回避できるワケではないのです。
ただ、この方で一番不安だったのは
「いつでも妊娠できるんです!生理も今は来ているし、男性側も無精子症じゃないし」
と言い切られた所です。
検査をされてるのか確認したところ「子宮頸がんの検診では大丈夫でした」との事。
それは子宮頸がんが大丈夫なだけであって、妊娠できる状態かの検査とは全く異なるものなのです。
生理があっても無排卵の方は割りとおられます。
無排卵だと妊娠できません。
これは20代の方でもおられます。
卵管が閉塞しているかどうか調べないと、もし卵管が両方とも閉塞していたら自然妊娠は限りなく困難となります。
病院には行かれてないようでしたので、無精子症でないという話もちょっと微妙です。
EDでないという事と、無精子症とごちゃまぜになっているのかな?と気がかりです。
どんなに私達が気がかりでも、耳を傾けるかはお客様次第。
もしかしたら、こんな感じでアチコチの相談薬局に相談しに行きまくってるのかなぁ・・・と感じました。
時間が少しもったいないかも
ちゃんと伝わっていればいいけどなぁ・・・・と思うのでした。
⇒妊活は何歳までする?のブログ
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知らなかったための後悔はしたくないですよね。
「電話は苦手」「軽く聞きたいだけ」だったら、LINEで相談もアリです。
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